こんにちは、星井大雅です。
SNSで、「お盆に釣りはできないですからねー」という一文を見かけました。「えっ?」と思い調べると、お盆に釣りをしてはいけないとか。ちゃんと理由もあるようです。その理由を確認してみました。
お盆とは
そもそもお盆とは、8月15日前後の期間(8月13日~16日頃)のことです。
ご先祖様や故人の霊を供養して過ごす時期。
そして、お盆には釣りをしてはいけないそうです。
理由を調べると、いくつかありました。
「不殺生戒」の期間だから
お盆の最中は、「不殺生戒」の期間とされているそうです。
「不殺生戒」とは、生き物を殺してはいけないという意味で、仏教に出てくる五戒(5つの戒め)の一つです。
そのため、「釣りもダメ」となります。
地獄の釜が開くから
お盆には、地獄の釜が開くとされています。
地獄の釜が開くと、地獄に落ちた罪人がこの世に戻ってきて、水辺に近づく者を引きずり込むのだとか。
そのため、釣りなどで水辺には近づかない方がいいと言わているそうです。
霊に引き込まれるから
お盆の期間中は、海に入るのも良くないと言われることがあります。
海や川などの水辺には霊が集まりやすく、中には成仏できない霊や供養されていない霊も含まれるとか。
そして、生きている人間をあの世へ引き込もうとするそうです。
そのため、「釣りをするのもいけない」と言われるようになったようです。
海難事故を防ぐため
上記の言い伝えがされてきたのは、海難事故を防ぐため、という説もあります。
お盆の時期はクラゲが増え始める頃で、刺されると危険です。
そのため、「お盆に釣りをしてはいけない」とか「お盆を過ぎたら海に入ってはいけない」と言われるようになったのだとか。
また、お盆の期間中は海が荒れやすいとも言われます。台風が多く発生することも。
釣りに夢中になり事故に遭うことがないように、「お盆に釣りをしてはいけない」となったようです。
まとめ
お盆に釣りをしてはいけない理由、確認してみて「なるほど」と思いました。
実のところ、何も気にせず釣りに行っていたこともあります(*_*;
でも、お盆にはお墓参りに行き、ご先祖様をお迎えして家族と過ごすことが大切なのかもしれません。
釣りは、お盆が終わってから行くようにします。