こんにちは、星井大雅です。
2025年3月に「オシアコンクエストCT 200MG」を購入しました。タイラバ釣りで6ヵ月ほど使用してみて、とてもいいリールだと実感。ほかに「炎月プレミアム150HG」も使っているので、両者を比較してみました。
まず、2つのリールを並べてみると、オシコンのほうが少し高さがあり、長さは短い印象です。
ちなみに、炎月プレミアム150HGは一つ前のモデルです(‘ω’)
手の小さい私にとって、どちらも手のひらで包み込むことに問題はありません。
ただ、リール単体を持ってハンドルを動かすには、炎月の方が動かしやすい気がしました。
ちょっとしたことですが、糸巻の時に感じた次第。
ハンドルについては、若干、オシコンの方が長いようです。

また、持ち手部分が扁平で少し溝がついているため、炎月より滑りにくい設計かと思います。
船上では、親指でクラッチを切る時、オシコンは指の関節部分にクラッチ当たり力が入りづらい印象。
もっとも、指の長さやリールの持ち方次第で変わるため、人それぞれかなぁ、と。
オシコンと炎月で大きく違ったのは、ドラグ調整の細かさです。
手持ちの炎月はHGにて特に差が大きく、オシコンは炎月の2倍以上も細かく設定できます。
炎月HG、フルロックでも強い力で引っ張ると糸が出ていきますが、オシコンはそんなこともなく。
これは、タイラバ釣りで青物がかかった時に役立つかと。
実際、80cm近いワラサ(4.3kgくらい)がかかった時にも感じました。
そして、リールの剛性も違うので、大きなエイやサメがかかった時に、「リールが歪んでしまう・・・」と心配する必要もなさそうです。
さらにもう一点、リールのハンドル側の裏に開いている「穴」の位置が違います。

これって、実はすごいことなんです。
炎月はリールの真裏に穴が開いているので、船の竿立てに立てて移動するとき、穴から海水が流入する可能性が高いです。
何度も使うと巻き心地に「ゴリ感」が出て、オーバーホールに出したらギアが腐食、なんてことはしょっちゅう。
時々注油しても、なかなか防げません・・・。
オシコンは、穴の位置が手元側にあり、竿立てに立てたときに穴が下側にくるため、海水の流入が少ないと思います。
釣りフェスの際、シマノの方も仰っていました。
あと、重さについてですが、オシコンは炎月に比べて50gほど重いです。
使い比べたら、炎月のほうが楽に感じるでしょうね。
とは言え、しばらく使っていれば、慣れる程度の重さです(実測311g)。
最後に価格。
ネット価格でオシコンCT200MGは、炎月プレミアム150(NEWタイプ)と比べて1.8倍でした!
まあ、タイラバで4~5kgの真鯛を釣るなら、炎月プレミアム150(特にPG)で問題ないでしょう。
ただしオシコンには、
- 想定外の大物がかかった時にもしっかり対応できる
- ドラグ設定が細かくて、その場その場の状況に合わせることができる
- リール内に海水が流入しにくい構造
などのメリットがあります。
レバーブレーキを締めてもハンドルの巻き感が変わらない点、船べりアラーム機能が充実した点はオシコンも炎月も改良されています(私は使用していませんが)。
なお、オシコンMG(ミドルギア)は、PG(パワーギア)とHG(ハイギア)の中間ではなくて、少しPG寄りかな、と感じています。
オシコンCT・・・あとは大鯛を釣るだけです(^^♪