こんにちは、星井大雅です。
先日の釣行前日、おにぎりを買いました。間違って梅干しを選んでしまい、家に置いていきました。「梅干しのおにぎりは良くない」と、昔誰かに言われたのを思い出したので。でも、その理由は何だったか、忘れてしまいました。
ずいぶん前に、「釣りの時は梅干しのおにぎりはダメ」と言われた記憶があります。
でも、理由を思い出せなかったので、調べてみることに。3つの説が見つかりました。
1つめは、「あたらない」こと。
ごはんの上に梅干しを乗せておくと、お弁当が悪くなりにくいそうです。おにぎりの具でも、梅干しを入れると傷みにくいから、と母がよく言っていました。
食あたりを起こさずに済むことから、あたりがない→アタリがない、ということで嫌われてきたようです。
2つめは、酸っぱいの「す」。
梅干しは酸っぱいですよね。このことから、「す=素」で何も持ち帰れないということが連想されて避けられたみたいです。
3つめは、菅原道真公の歌。
菅原道真公が太宰府に左遷されたときに詠んだ歌、これがもとだとの説もありました。
「東風(こち)吹かば 匂いをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
強い東風は、漁にとっては良くない風で、東風が吹くと不漁になるということがあったそうです。
このことと道真公の歌が結びついて、「梅(梅干し)を持っていくと不漁になる」と信じられるようになったのだとか。
江戸時代の頃から伝わるジンクスのようです。
でもって、先日は梅干しのおにぎりを持っていかなかったおかげか、無事に真鯛を釣ることができました。
ジンクスを検証したい気持ちもありますが、せっかくなら釣果を上げたいので、今後も梅干しのおにぎりを持っていくことはいたしません(^_-)-☆