こんにちは、星井大雅です。
最近、タイラバ釣りで船中キビレが多く釣れることが続いてます。1ヵ月くらい前からでしょうか。昨年はこういったことはありませんでした。何が原因なのでしょう。ちょっと考えてみました。
「釣魚識別図鑑」という本を見ると、キビレ(キチヌ)はスズキ目タイ科クロダイ属の魚です。
分布は、隠岐諸島、南日本太平洋岸と書かれていました。
ところが最近、東京湾で大漁となることがあります。キビレが北上してきたのかな、と感じます。
原因としてすぐに思い浮かぶのは、地球温暖化。
海水温の上昇により、魚の分布が変わってきているのでは、ということです。
結果、キビレの生息地に変化が生じているのかも。細かく分析したわけではないので、印象ですが(*_*;
次に、キビレの産卵期が秋だということです。
本を見ると、クロダイの産卵期は春ですが、キビレは秋。
とすると、今は「乗っ込み」に近い状態なのかもしれません。
最後に、タイラバにスレていない、ということが挙げられそうです。
タイラバ船は、日々真鯛を狙っているので、魚の方も警戒心が強くなってくる気がします。
大鯛ほど、釣り人に上げられることなく生き延びているわけで、簡単には釣れないような・・・。
この点、ほかの場所からきた(と思われる)キビレは、タイラバに素直に「パクっ」と食いつくのではないかと思うのです。
船宿の釣果情報を見ると、真鯛は2~3匹なのにキビレは10匹以上、という日がちょくちょくあります。
また、キビレはクロダイ属、真鯛はマダイ属だからでしょうか、針掛かりした後の引きも異なります。
真鯛のような「三段引き」はあまり感じません。
味も真鯛とは少し違うようです。
ただ、たくさん釣れるというのは釣り人にとってはありがたい話。
一期一会を楽しみつつ、今週末もタイラバ釣りに精を出します(^^)/